技術紹介

お客様の声 「専門的なことは、いいから。こういう加工できる?」 にお答えします。

レーザー加工について

レーザーとは、簡単に言うと金属などを切断するための機械です。
一枚の板から最終的に出来上がるものを、展開してパズルのように切断していきます。


たとえば、あなたがサイコロをステンレスでつくりたいと思うことにします。

その場合、サイコロの大きさをわたしたち教えてくれれば、わたしたちがそれ展開して、レーザーで一枚の板から型を抜き、ベンダーで曲げて、溶接でくっつける。
単純に言うとこんな感じです。

レーザーの話と少しズレたので戻しますね。

まずどんな材質を抜くことができるのか?
鋼板・チタン・ニッケル・木材・プラスチック・セラミック・ガラスなど・・。
ほとんどのものに対応はできます。

切断する材料の材質と目安

ステンレス 0.1mm ~ 16mm
0.1mm ~ 16mm
アルミ 0.1mm ~ 6mm


この時点でわが社を宣伝するとしたら、まず板厚16mmまで加工できるということ。
結構9mmまでというところが多いんですよ。それと16mmもあると、きれいに切断するのは、難しいことなのですが、職人の技術と経験で、それもクリア。(季節による気温差でも条件がちがうんですよ。)

ワークサイズ
3048×1524(5尺×10尺)のサイズの板、もしくは、その範囲の材料の加工ができます。
ここでまた宣伝。
2438×1250(4尺×8尺)までの加工範囲の会社が意外と多いんですよ。
わが社は、その上のいわゆるゴットウ(5尺×10尺)サイズまで加工範囲があります。

一般の方・板金初心者の方へ
オリジナルキーホルダー・表札・看板など・・・
文字に関しては、通常のゴシック体ならカットも罫書きもできます。
手書き文字や複雑な模様などもDXFファイルで加工可能です。

溶接について

溶接と言っても、いろいろな種類がありますが、弊社の主な溶接法としましては、アルゴン溶接(ティグ)・半自動溶接(マグ)を用います。
もちろん仕事の内容によってアーク溶接・スポット溶接・ろう付けなども行います。

わが社の得意な溶接
鉄・ステンレス・アルミなどの材質の1ミリ以下の薄板溶接からアングル・チャンネルなどの鋼材を使用したフレームまで幅広くこなしております。
体裁については、鉄のように塗装でごまかしにくいステンレスの溶接も、わが社の熟練された職人より、魅せる溶接といいましょうか・・・
美しいビードがここにあります。

精密板金による製作キーワード
ホッパー・スクリュー・ノズル・シュート・ブラケット・チャンバー・・・など

大型フレーム(大型板金構造物)について

こちらは弊社のセールスポイントでもあります。
どのくらいの大きさまで出来るかと言いますと、弊社のシャッターの間口が、約4メートル角なのですが、ここから出せる範囲のものであれば何でもOKです。
外でアーク溶接を用いた建築板金と違い、対角など精度が凄いんです。
お客様よっては、「そこは、見えなくなるから手を抜いていいよ。」と言ってくれる方もいますが、わが社としましては、お客様のためにも、職人自身のためにも、製品に対するプラスアルファーを常に心がけております。

大型板金構造物のキーワード
フレーム(筐体)・ワゴン(台車)・槽・ドレンパン・・・など

NCベンダー(曲げ加工について)

機械の圧力と金型により鋼板などを曲げる加工です。
ただ曲げるだけなら機械が曲げてしまいますが、そこに日々研鑽による職人の腕により精密な角度に曲がるのです。誰が曲げてもいっしょではないのです。

アピールポイント
フレーム曲げを最大3mまで対応出来ます。複数回曲げをしても、かなりの精度で曲げることが出来ます。

曲げ加工品キーワード
制御版などのBOX加工・カバー・ブラケットなど・・・

市販の金型では、理論上、曲がらない物も自分たちで金型をつくり、曲げてしまいます。お客様からの難題にも、チャレンジはやみません。